『ヨソオイ』

アクリル・キャンバス・アルミ

グループ展『主張てん』(2010)
ギャラリーアーティスロング

(撮影:田中健作)


私は、何かを描いてキャンバスの上に色を残す行為を、一種のマーキングのように感じています。

色の残った部分は、自分が居た(居る)所でもあり、自分の内側の世界。
色の残っていない部分は、外の世界 。

そのように自分の内と外を分ける行為というのは、
人間の皮膚の役割に似ているように思います。

けれども実際の皮膚というのは、
自分の目では内側は見ることが出来ず そういう意味で、
衣服というのは、その内側と外側を自分で見ることのできる 皮膚であり人は、衣服を纏う事で、自分と外の境界を確かめているのではないでしょうか。